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肥満関連疾患

肥満のある方、特に肥満関連の健康障害がある方におすすめいたします

肥満

当院では、マンジャロを用いた自費診療を提供しています。
マンジャロ®は持続性GIP/GLP-1受容体作動薬です。糖尿病治療薬として保険承認された薬剤で、同成分のゼップバウンド®は肥満症治療薬としても保険承認されました。

マンジャロ注射の効果

マンジャロはインスリン分泌促進作用や胃腸の動きが鈍くなり満腹感を長時間維持させ、食欲中枢に働き食欲を抑え、脂肪細胞に働き脂肪燃焼を促進するなどの作用などがあり、その結果として体重減少効果があります。

日本人の糖尿病の方を対象にした臨床試験では1年間でマンジャロ5mg使用時では約5.8㎏、15mg使用時では約10.7kg体重を減少させました(Surpass J-mono試験)。減量効果には個人差は比較的小さく、幅広い患者様に有効だったという結果です。また肥満症の方(BMI30以上または27以上で糖尿病以外の肥満関連合併症を有する患者様)が使用すると、1年半で体重が15.0%(5mg/週使用時)~20.9%(15mg/週使用時)減少しました(SURMOUNT-1試験)。

体重だけでなく肥満関連の健康障害についての効果として、脂肪性肝炎の消失や肝線維化の改善が約半数の方で得られたという報告(SYNERGY-NASH 試験)があります。糖尿病になりやすい肥満症の方が使用すると、糖尿病発症を94%予防でき、脂質異常も改善したという報告(SURMOUNT-1試験)、睡眠時無呼吸症候群の方では無呼吸低呼吸指数が50から25~29ポイント減少(SURMOUNT-OSA試験)、ほかにも抗炎症作用、心臓・脳・肝臓・肺などの臓器保護効果があると期待されています。

マンジャロ注射の起こりうる副作用

  • 悪心
  • 嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退など
  • 腹部膨満、胃食道逆流、注射部位の発赤やかゆみ、疲労感
  • 心拍数増加、低血圧、鼓腸、胆石症、糖尿病性網膜症、過敏症、味覚障害、異常感覚
  • 低血糖(具体的に脱力感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常等)。高所作業時や車の運転時には上記症状がないか注意して、生じた場合は糖分をとった上で休憩してください。
  • 下痢、嘔吐から脱水を続発し、急性腎障害に至る恐れ
  • もともと重度の胃腸障害のある患者様の場合、胃腸障害の症状が悪化する恐れ
  • その他注意すべき副作用:急性膵炎、胆石症、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸。
  • 薬剤アレルギー(アナフィラキシー)。投与後に喉や皮膚のかゆみ、紅潮、呼吸の苦しさが生じた場合はすぐに病院を受診してください。
  • ※自費診療で使用した薬剤による副作用は医薬品副作用被害救済制度の対象外となり、副作用の対処も自費で行うことになります。

利用してはいけない例

  • 糖尿病の方(糖尿病の方は保険診療で使用をご検討ください)
  • 低血糖になりやすい要素をお持ちの方
    (脳下垂体疾患、副腎機能不全、激しい運動をしている方、過度のアルコール摂取者)
  • 栄養不良状態、BMI 23以下の方、摂食障害の方
  • (あなたの身長におけるBMI 23の体重はこちらから確認できます)

  • 18歳未満、75歳以上の方
  • ワーファリンを服用中の方
  • 膵炎あるいは胆嚢炎の既往がある方、重度の腎機能障害、肝機能障害の方
  • 甲状腺癌の既往がある方、多発性内分泌腫瘍症2型の家族歴のある方
  • 妊娠中の方、妊娠予定の方、授乳中の方
  • うつ病や自殺企図のある方
  • 医師の診断により治療の必要性が低いまたは適さないと判断された場合

投与方法と通院スケジュール

1週間ごと、腹部、大腿部、上腕部に皮下注射します。
前回の投与部位からは3cm以上離して投与してください。
1回2.5mgで開始し、4週後に1回5.0mgに増量します。通常の維持量は5.0mgです。
効果不十分の場合、4週以上あけて7.5mg-10mg-12.5mg-15mgの順で増量できます。
副作用や標準体重以下に体重減少が減少した場合はマンジャロの減量や中止が必要となります。
食事、運動療法を併せて行ってください。
いったん中止し3か月空いた場合、再開時は2.5mgからの再開となります。

投与方法と通院スケジュール

減量・中止基準

標準体重から著しく下回る体重への減量は健康を害する恐れがあります。
BMI 22以下ではマンジャロの減量あるいは中止を考慮します。脂肪肝・メタボ治療価格で開始した方がBMI 22以下でもマンジャロを継続する場合はダイエット価格の適用となります。
BMI 20以下ではマンジャロを減量していただきます。すでに最低用量の場合は中止を考慮します。
BMI 18.5以下ではマンジャロを必ず中止していただきます。
(あなたの身長におけるBMI 22、20、18.5の体重はこちらから確認できます)

減量・中止基準

マンジャロ注射の費用

「マンジャロ注射」は保険適用外の薬剤となり、全額自己負担となります。

【マンジャロ注射費用】

2.5mg/4,500円
5.0mg/7,500円
7.5mg/12,000円
10mg/15,000円

【マンジャロ説明料】

1,000円(受診ありの方)
2,000円(新患)

※必要時に適宜採血検査を受けていただきます。肝機能、脂質、血糖について一括3,300円かかります。
 (項目:AST, ALT, ALP, γGTP, LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、血糖、HbA1c)
 初診時、3か月以内の健診結果があれば代用可能です。
※診察時に処方を伴う場合は再診料はかかりません。
 相談のみの場合、初診料3,300円、再診料2,200円を承ります。
※BMI>35の場合、またはBMI>27かつ①~⑤のいずれかに該当した場合のみ、特別価格適用となります。
 (あなたの身長におけるBMI 35および27の体重はこちらから確認できます)
① 脂肪肝由来と推定される肝機能障害(ALT50以上)または画像検査で脂肪肝がある
② ヘモグロビンA1c(HbA1c)が6.0%以上
③ 検査で確認された中等症以上の睡眠時無呼吸を有する(AHI;無呼吸低呼吸指数 15以上)
④ 脂質異常症がある(LDLコレステロール120以上または中性脂肪が150以上)
⑤ 乾癬がある